医療機関以外のいろいろな職場

大学病院や診療所のほかに看護師が働く場所はどのようなところがあるでしょうか。

【事業所内】
企業(≒事業所)内には「企業内医務室」と「企業内診療所」等があり、場所によって「保健室」、「健康管理室」と呼ばれるところもあります。違いとしては診療所は「発症した病気は怪我なのどに対し、医療行為を行う」ことがメインですし、健康管理室では従業員の健康を維持することが主目的ですので、健康診断やそのデータによるアドバイス、保健衛生のキャンペーン等、予防のための施策がメインになります。勤務する看護師も保健衛生に関する知識や、統計処理といった部分が強く求められるでしょう。
実際に、都心周辺地区機械等を操業している工場では、それに伴う怪我や事故の応急処置や適切な医療行為準備が主になりますし、東京に多いオフィスワークが中心の職場ではメンタルヘルス対策やメタボ対策、カウンセリング、健康相談などがメインになり、過重労働などの対策等、未病・予防がメインになってきます。
事故が起きれば、当座の救急措置は行いますが、重症だったり、極端に具合の悪い人は病院に行きますので医務室、診療所にくるのは「ちょっと具合が悪い」という人の対応になり、看護師としてのキャリアにはなりません。

【地域】
これは現在、需要が大きく伸びている仕事です。老人介護施設、訪問介護や、訪問介護ステーションに在中し、自宅にいる高齢者や障害者の対応をする仕事です。特に人口密集地である都心では需要が高く、いつでも人手不足な状態です。やはり、これらの職に就くにも、被介護者の色々な症状や悩みに対応するため、総合病院等である程度、経験を積んでおくことが必須です。病院の一部として訪問介護ステーションを置くところも多くなってきており、求人も多いです。仕事の内容は介護士と被るところもあり、その切り分けは「医療行為」ができるかどうかだけで曖昧です。

【学校】
小中高校などでは「保健室」とよばれ、養護教諭がおかれています。いわゆる「保健室の先生」です。この養護教諭の資格も看護師は取ることができます(看護師でなくても所定の教育を受ければ養護教諭にはなれます)。また、大学等では「健康管理室」と呼ばれることが多く、どちらも、健康診断やそのデータの統計、保健衛生のキャンペーン、怪我等の対応が仕事となってきます。また、児童、生徒、学生、教員の心理面でのサポートもしていて、スクールカウンセラーと連携をとり、対応していくことも多いです。

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