経験が活きる診療所・クリニック

診療所は医療法で医師もしくは歯科医師が開設する入院設備を持たないか、ベッド数19床以下の医療機関です。また、その他というのは街中の医院やクリニックのことです。東京都内ではよく、オフィス街にクリニックがあり、付近のビジネスマンを対象とした医療行為を行っています。また、住宅地域では地域の医療機関として街のお医者さん、かかりつけのお医者さんのイメージがあります。自治体や医師会の要請で休日診療などの実施も持ち回りでしていることもあります。
有床診療所では医療法に基づき、病床対比4:1(2014年3月31日までは6:1でも可)で看護師が配置されますし、クリニックには看護師さんが1人~数人(規模・経営者によって違います)います。

病院と大きく違うところは、単科、あるいは同系統の科で経営されているところが多く、また、重篤な患者さんは来ないというところです。その為、いろいろな症例を学べることは少なく、ほぼ新人の看護師は就職しません。やはり病院で経験を積み、手技を学んでから診療所やクリニック・医院に転職する人が多いです。
転職エージェントに努めていた人の話ですと、大学病院や教育機関が整っていない急性期を扱う大病院の看護師が就職後、3ヶ月から1年の間、よく登録するようです。しかし、最低は3年経験を積んでからの転職をすすめていたそうです。
大きな病院では医師の数が多いため、点滴や採血など医師や研修医が行うことが多いですが、ちいさなクリニックのようなところですと、それは看護師の仕事になり、新人で経験がないと「使い物にならない」ということになってしまいます。
また、転職で小規模医療機関に務めた場合、あくまでも「中途採用」扱いになるのです。手業は出来て当たり前、ということになります。雰囲気はアットホームで夜勤もなく、先輩看護師に教わることもあるでしょうが、教育体制というものは、まずありませんし、絶対数がいません。看護師一人のところに入ったところを想像してください。自分の都合で、相手を呼んでくることなどできないでしょう。患者さんは看護師を信頼して体をあずけているわけですから、不安がらせることはできません。

ですからこういった小規模医療機関に働く人は、何年か総合病院等で経験を積んだあと、転職してきた人か、あるいはブランクがあり復職した人が多いのです。また、本当に小さなところだと、看護師が医療事務も行わなければならない場合もあります。一生看護師を続けたいと思っている人には不利なことが多いことがあるのも事実です。

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